


これから出品予定の88フルセットのタイプAのキーボードを整備しています。
接点復活剤を塗布して直す方法もあるのですが(これはやっつけ仕事ですな・・)、
それだといい加減な直し方なので何れまたキーの調子が悪くなります・・・
しかもタイフFやGのキーボードなんかに接点復活剤を塗布したら更に調子悪くなります。
F、Gタイプの中は金属ではなくゴムタイプなので意味はありません。
FやGでキー押せない場合、大抵の場合は内部のシリコンゴムが切れています修理は無理だと思ってください。
そんなわけでAタイプのキーボードを確実な方法で直します。
どうも4と5と7のキーの調子が悪いのです、連打すると叩いた数よりも少なく出たりしています。
キーを外して内部を見てみる事にします。
背面の半田を吸い取ってマイナスドライバーで内部のキーを外します。
内部を分解して見るとバネ1個に板バネのような物が2つあります。
そのうちの1つは半田付けされていた部品とつながってます。
その部品を更に分解しアルコールなどで清掃します。
業務用の強力なエアーを噴いて埃を飛ばすのもよい方法です。
これで大抵は直りますがそれでも直らない場合は、
中の板バネのような物を少し曲げます。
これで100%直ります。曲げすぎてキーが硬いようならまた戻す、何度も同じ作業を続けます。
ネットで88の修理情報を探したことがありますが、ここまでキーを分解した写真は出てきませんね・・・
ここまでやる人は誰もいないって事でしょう^^;
posted by はにはに at 03:25| 東京 ☁|
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